引っ越しの最中、最も問題となりえるのが「荷造りが進まない」という不安や焦り。さて、この荷造りが進まないという問題は何が原因なのか。
もし、引っ越しまでに荷造りが終わらない状態のまま当日を迎えたら引っ越し会社から、何か請求が来たりするのか。
引っ越しの荷造りが進まない原因と対応策を載せてありますので、参考にしてみて下さい。
引っ越しの荷造りが進まないと、一体どうなるのか?

引っ越しにキャンセル料がある、というのを知っていますか?前日までで運賃の10%、当日で運賃の20%を絶対に支払わないといけません。
これは「標準引越運送約款」と呼ばれる、荷物を運ぶ時の決まりに明記されていることなんです。
つまり、今あなたが進まないと愚痴っている状況は、後々お金を支払わねばならないという大きなリスクがあることを頭に入れておいて下さい。
キャンセルをしなかったとしても、終わっていない分の荷物の梱包を任せた場合は追加料金が発生。くれぐれも注意しましょう。
荷造りが進まないのは、細かくやろうとせず一気にやろうとしているから
- 1日目:ダンボールをはじめ、必要な素材の調達リスト作成
- 2日目:必要な素材をホームセンターで調達
- 3日目:使わない物を紙などに書き出す
- 4日目:使わない物から整理開始
このように小さな計画表を作り出すのが私のオススメ。こうすれば、後は少しずつ少しずつコツコツと行っていくだけです。
引っ越しの荷造りが進まない状態に陥る人の多くが、何から手を付けていいか分からない、という人が殆ど。
わからないけど、とりあえずやってしまいたい。でも、何をどうしていいか分からないから、荷造りが進まず日にちが経っていく。
ようやく、重い腰を上げて手を伸ばし始めたが、懐かしいものなどに目が止まり・・・。という形で作業を止めてしまう悪循環。
この悪循環にハマらないためには、小さな目標を1つずつ設定して、1日の目標が出来たから終わりっ!というようにメリハリを付ける。
たったこれだけで荷造りはスムーズに行うことができます。
捨てるか捨てないか迷った物は、ジャンル問わずに使える『迷い箱』を作る

いらない物は捨てましょうと言いますが、悩む物もありますよね。そういったものは、一旦保留中っていう箱である「迷い箱」の出番。
引っ越し先で使わなかったら、荷解き後に捨てればいい。使うなら荷解き後に定位置へ置くだけでOK。片付けられないのは迷いも原因です。
ぜひ、この「迷い箱」というものを作ってスムーズに片付けていって下さい。
荷造りのダンボールが積み重なっている=荷造りが少しでも前進
荷造りを行っていると、本当に荷造りが進んでいるのだろうか・・・と不安に駆られることがあります。
片付けているはずなのにダンボールが家の中に積み上がっていって・・・。それは、きちんと片付いている証拠ですので大丈夫。
この心理として、ダンボールの大きさによる圧迫感。その上、片付けている途中で物が散乱している状態であること。この2つが原因です。
それらがスッキリすると、あれ片付いて・・・る?というような心境になりますので、不安に感じずコツコツ進めていって下さい。
正直な話をすると、ダンボールにピシッと全て隙間なく詰め込む必要なんてありません。壊れない・割れない・折れない・破れない。
これらに気を付けて、箱に詰め込んだ物をジャンル毎(皿・本・ゲーム・CD・家電)に目印を付ければ片付いている証拠となります。
不安に感じた時は、こういう方法で「あっ、今片付いているんだ」と脳を騙していきましょう!
どうしても荷造りが進められないのなら、引っ越し業者などに投げてしまう

うがあああああってなって前日まで何もしないのであれば、お金の力で解決してしまうのが一番です。業者選定が終わっているなら決めた引っ越し業者に。
まだ引っ越し業者の選定が終わっていないのであれば、今から頼む引っ越し業者のおまかせパックで全て片付けてしまいましょう。
ここは、手間を取るか時間を取るかの違いです。楽して引っ越ししたいなら絶対におまかせパックを選ぶほうが精神的に楽。
単身の場合は当日、家族の場合は前日に来て黙々と引っ越し業者のスタッフさんがやってくれます。しかもキレイでピシッと隙間なく。
どうしても、もう自分には荷造りが無理だ、と感じた。自分の手でやりたくないと考えている人は、早めに頼んでしまいましょう。
引っ越し業者を正式に決定していなかったり、おまかせパックの利用を考えている人は、即見積もりをすると費用節約ができます。
こちらの「引越し価格ガイド」からなら、それらに対応している引っ越し業者に無料で見積もりを出すことが可能ですよ。
簡単・お手軽に入力できるので、試しに使ってみてくださいね。
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