めんどくさい、仕事が忙しくて、奥さんが妊娠中で、子供が小さいから、ということで引っ越しの荷造りを業者に任せたい。
任せるのは良いけれど、引っ越しの荷造りって業者が引き受けてくれるのか。また、荷造り・荷解きに何か問題が起きたりしないか。
起きた場合はどうしたらいいのか。業者に荷造りを頼む際の注意点を総まとめとして載せたりますので、参考にして下さい。
引っ越しの荷造りを業者に任せられるのか?
これは可能、ですが料金が掛かります。相場はバラツキがありますが時間制で3時間で10,000〜15,000円が相場。
多くの業者は1人辺りで計算するため、2人なら最大で30,000円、3人なら45,000円とドンドン膨れ上がります。
この辺りもよく考えて、荷造りをしてもらうか考えましょう。
荷造りと荷解きを引っ越し業者に頼む場合に知っておくべきこと
あなたが一人暮らしであるならば、当日の3時間くらいで終わります。しかし、家族の場合であれば話が変わってくるんですね。
家族の場合は、非常に荷物も多いです。持ち出すものも冷蔵庫、食器棚、エアコンやベッドと大小様々な沢山の物品があるでしょう。
これで引っ越し当日に荷造りして運び出した場合は、後に控えているお客さんに迷惑をかけてしまいます。下手したら、業者は仕事を失うかも。
そうならないように引っ越し業者は、あなたの家へ前日から来て荷造りをさせて欲しい、と伝えてきます。
前日に作業をしてしまえば、残っているのは運び出すだけ。そうなれば、次のお客さんのところへスムーズに行くことができるからです。
それをあなたを含めた家族が許せるか、許せないか。許せない場合は、自分たちで荷造りをするしかありません。
また、引っ越しが遅い時間の場合だと荷解きは翌日で・・・ということも。これを飲めるのであれば、引っ越しはほぼ何もしなくて済みます。
引っ越し業者に荷造りを頼むなら手順も明確にしておくべし!

- まとめて入れて欲しいもの
- 配線コードなどで混乱しないように目印を
- 荷解きの時に、このお皿はこの食器に
- 服に関しては○段目に詰めて
こういった指示が出来るように紙などに行って欲しいことをプリントしたりして下さい。それを引っ越し業者の社員・バイトに見せます。
向こうからしたら面倒な人なんじゃ・・・と思われると心配するかもしれません。しかし、実はこの心配は間違いなんですよね。
引っ越し業者の人からしたら怖いのは、お客さんが怒ってクレームを入れてくること。自分たちのミスを上に知られることの方がよっぽど怖い。
だから、あなたの指示が的確で細かく、そして分かりやすいほど社員とバイトの方々は、喜々として動いてくれるんです。
退去・新居の間取りや収納にこだわりがある場合は、細かい指示書を荷造り・荷解き用で分けて作っておくと喜ばれますね。
ちなみに、社員さんが中心だと指示をしなくても目印を付けたり、判別しやすいように組にしてテキパキと荷造りしてくれます。
引っ越し2ヶ月前に業者を決めると、コチラの要望はほぼ通ると思って下さい。引っ越しまで時間に余裕がある人は、早めに見積もりをしましょう。
早割も利くので、ぜひ考慮してみて下さい。その際は、手早くするためにもネットの一括無料見積りを利用すると手間が省けます。
それでも、引っ越し業者が荷造りをしてくれない物がある
あなたは引っ越し業者に全てを伝え終わりました。引っ越し業者も全て飲んで、手配してくれるということで一致。
さて、この時に実は引っ越し業者に伝えられることがあります。あなた自身でも詰め込んで欲しい物がある、と。その正体はあなたのプライベートな物。
例えば、下着などは女性の場合は見られたくないですよね。もちろん、引っ越し業者が女性を派遣してくれる場合もあるでしょう。(実際、売りにしている)
でも、基本は自分自身で詰め込んで、と言われるんです。同時に金品・マイナンバー・保険・通帳などの貴重品も同様。
これらの条件を飲むことで初めてあなたは、引っ越し業者に荷造りから荷解きまでを全ておまかせする「引っ越しおまかせパック」と契約を結べます。
荷造りだけを引っ越し業者に依頼することはできるのか
もちろん、引っ越し業者は喜んで引き受けてくれます。とはいえ、引っ越し業者よりも荷造り代行サービスの分野になりますね、これは。
さっき話した女性のみで荷造りにやってくる。というようなサービスを売りにしている企業が、この見出しの内容に当てはまります。
このような代行サービスに関しては引っ越し業者との提携をしている場合もあるので、見積もりをお願いした際に聞いてみたりもしてみましょう。
荷造り代行サービスの業者探しの難点は、都心部を中心とした1都3県や2府4県などしか対応していない場合が多いこと。
地方の方は頼めない場合があるので、注意してください。その場合は、引っ越し業者に頼むのが一番。高いですけれどね。
荷造り代行には、ちょっとした裏技的な方法も
それは引っ越し時に必ず出る不用品にヒントがあります。不用品回収業者の中には荷造りサービスまで行ってくれる業者があるんですね。
全ての不用品回収業者が荷造りサービスを行っているわけじゃありません。それでも、探してみるだけの価値はあるでしょう。
相場も引っ越し業者や代行サービスに比べると安めになる傾向です。ただし、中には違法業者もいるため、事前に評判を調べる必要があります。
口コミに関しては「くらしマーケット」などで地域の不用品回収業者を覗いてみましょう。掘り出し業者が見つかる可能性があります。
荷造り・荷解きで一番心配なのが破損・紛失への保証

引っ越しに関してはきちんと保証があります。しかし、保証は引っ越し業者によりバラバラなので事前に営業マンに問い合わせ必須。
うちでは○○万円までの物なら保証・弁済が可能です、というように即座に答えてくれる場合は信頼できる業者ですね。
注意点としてはあまりにも高価な物は別途個人で保証に入っておくべきです。例えば、美術品がいい例でしょう。
一般的な家庭は持ってないかもしれませんが、家督とかで譲られてきたとか言う場合は個人で保険に入っておくべし。
100万円を超える高額な物が手元にあるのであれば、今のうちに保険を探しておくことをオススメします。
荷物の破損・紛失に関しては事前準備と事後が大事
- 事前:引っ越し前に傷のない状態で証拠写真を撮る
- 事後:証拠写真と共に冷静に引っ越し担当者にコンタクトを取る
以上が大事な点です。また、破損・紛失は3ヶ月以内でないと引っ越し業者の弁済を受けられなくなります。
3ヶ月を過ぎてしまった場合は、あなたが付けたんじゃないですか、ということで保証されません。(こういう言い方はしませんけどね。)
そのため、必ず荷解きをしてもらったら翌日〜1週間以内、できれば1ヶ月以内には全ての荷物を点検して下さい。
この時に破損・紛失を見つけたら、頼んだ引っ越し業者の担当者に電話で連絡を取り付け、保証の話へ移りましょう。
もちろん、確認のために新居に来てもらうことになる事も忘れずに。
それでも引っ越し業者が認めたがらない場合の手法
しらを切る場合は、国民生活センターの相談行きにしてください。
外部リンク⇒国民生活センター「引越しサービス」の相談事例へ
ここに相談することで問題の解決へ少しずつ近づきます。担当者が認めたがらない場合は即相談。そして、本社のカスタマーセンターにコールしましょう。
気を付けたいのはクレームにならないようにすること。怒鳴ったりすると適当にあしらわれるので、引っ越しの日時、破損・紛失の物品・担当者名。
これらを冷静にオペレーターに伝えて、本社の人の判断を仰いでください。これ、かなり効果的な上に他のことでも使えるので、ぜひ覚えておいて下さいね。
引っ越しはネットの一括無料見積もりをしてもらうと便利ですよ。簡単で手間も掛かりませんので、試しに利用してみて下さい。
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