家賃の引き落としが残高不足でできていないことに気づいてしまった。
そんな時に、頭に過ることは「退去」の言葉。
家賃を払うのが遅れてしまったら一体どうなるのか。
実体験を元にお話を進めていこうと思います。
家賃の引き落としが残高不足で出来ない!?
まずは、慌てず騒がず残高不足の理由をしっかりと見つめて下さい。
その残高不足は、いつ解消できますか?
今スグ解消できるのであれば大丈夫です。
ですので、まずは落ち着きましょう。
遅れた場合はどうなるの?

例えば、1回だけ残高不足で忘れていた。
この場合は、管理会社が肩代わりします。
その後、残高不足で引き落としができませんでした。
そういった趣旨が伝えられて、始めて残高不足に気づく方も多いです。
遅れたとしても、すぐに賃貸物件から追い出されるということはありません。
安心して下さい。
いや、安心されても困りますけれどね。
払うものを払っていないわけですから。
さて、じゃあ遅れた分はどうなるの?
- 管理会社に支払う
- 大家さんが翌月分とまとめて、となる
大まかに分類すると、このどちらかです。
その1:管理会社に支払う場合
肩代わりしてもらった場合は、手数料である数千円を上乗せして管理会社の口座に振り込まないといけません。
残高不足を知らされた時に同じように説明があると思われます。
「今回は弊社で肩代わりさせていただきました。つきましては、後にお伝えする指定の口座へ○月○日までに○○円をお振り込み頂ますようよろしくお願いいたします。」
多くは、上記のようなテンプレートが電話口か、SMSメッセージでスマホに着信が残されます。
私の場合は、SMSのメッセージで振込先番号、金額が残っていました。
対処は、その期日までに必ず金額をチェックした上で指定口座へ振り込みましょう。
しらばっくれると、再度SMSが来て、それでも反応が無い場合は保証人へ連絡が行きます。
⇒家賃の振込をコンビニで済ませたい!やり方や注意点を詳しく解説!
⇒賃貸の火災保険更新を忘れてた!個人が中途契約しても大丈夫?
その2:大家さんに翌月分と合わせて払う
こちらは、近年では見られないですが大家さんの口座や直接払う場合はありえる話。
心優しい大家さんであれば、支払いが遅れた場合の家賃を分割して、別の月の家賃の支払いに上乗せしてくれる人もいるでしょう。
半年間あるのだとしたら、6万円の家賃なら月々7万円の支払いをすれば返済できる形。
一気に翌月12万を取立てられて、首が回らない状況になるよりは、こちらの方が遥かにマシ。
しかし、こういったことは少ないのでアテにするのは止めておいた方が身の為です。
家賃の引き落としで残高不足を防ぐには?
- ネットで確認可能な銀行で残高を定期的に確認する
- クレジットカードで引き落としをしておく
このどちらかが防ぐ方法です。
ネットで確認可能な銀行とは
○○ダイレクト。
こんな言葉って聞いたことありませんか?
例えば、ゆうちょダイレクト、みずほダイレクトというものを耳にしたことがあるはずです。
他にも、大手銀行であればどこでもネットで自分の口座を見て、振込や引き出し、口座残高を確認できます。
申込方法も簡単で、通帳、キャッシュカード、印鑑を持って各店舗に足を向ければ店頭で銀行員の方が説明してくれます。
ちなみに、私はみずほダイレクトを使い毎月10日と20日に口座残高を確認する習慣を強引に付けてみました。
理由は、この記事でもサラッと触れた管理会社からの家賃が引き落とせていない電話と、メッセージが残されていたからです。
クレジットカードで引き落とす

残高不足である人が何を言うのか。
そう思われるのも無理は無いのですが、クレジットカードで引き落としが可能な物件に住んでいるのであれば考慮すべきです。
例えば、クレジットカードに支払いを切り替えた当初であれば、翌々月が最初の家賃の支払いとなりますよね?
急場凌ぎの形になりますが、それ以外にも賃貸を借りる上でメリットが多いのがクレジットカードの支払いです。
電気・水道・ガス・回線と全ての支払いで使用が可能であり、さらにクレジットカード次第ではポイントも付く。
平均して0.5%~2.5%(条件付き)が一般的。
あなたのお住まいが家賃のみであっても、一人暮らしと仮定して家賃が、6万円で1%付くとしたら600ですよね。
そこに12ヶ月掛ければ7200になります。
さらに、もし公共料金の支払いも加われば年間で20000円前後は返ってくる計算。
対応してくれている場合は、やらないといけない気がしませんか?
さらに、引き落としは一括でまとめられ常に引き落としの日にちを念頭に置いておけば残高不足に怯える必要もないでしょう。
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それでも、クレジットカードが怖いなら
私が取っていた方法は、用途以外で使わない。
つまり、この場合は家賃と光熱費以外です。
そして、一人暮らしであれば、わかりやすい場所に保管する。
ご家庭をお持ちのお方であれば、自分でここなら忘れない、ここは毎日開ける場所だから。
こういった所に、引き落し用として使うカードは登録後にしまうと良いでしょう。
これなら外に持ち出して使い倒す心配も無く、無駄に散財する危険性を防げますよね?
さらなる対策としては、クレジットカード専用の引き落とし口座も作っておくといいでしょう。
月に一度だけ通帳記入をして、きちんと引き落としがされているかの確認と、定期的な口座残高の確認をする。
ネットを使い残高の確認や引き落としの出来る大手銀行をはじめ、ネット専門の銀行口座を新たに開設しておくと便利になります。
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まとめ
- 支払いが遅れたら管理会社が肩代わりする
- 肩代わりされた際は、追加料金が数千円発生
- 期日までに振り込まないと、連帯保証人に連絡有り
- 残高確認のためネットで確認出来るようにしておくと便利
- 引き落とし専用のクレジットカードを作ると尚良
以上がまとめとなります。
1度だけであれば、特に問題はありません。
ですが、何度も繰り返すようだと管理会社からも大家さんからも要注意人物として見られるでしょう。
仏の顔も三度まで、という言葉があります。
頻繁に家賃の支払いを滞納するのは、自分で自分の首を絞める行為なので、くれぐれもお気をつけ下さい。
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