自動更新ではなく自分で手動で更新させなければいけなかった。
そうこうしている内に、時間ばかりが過ぎてしまって、今更契約するのも・・・。
そう考えている人は、ちょっと待って下さい。
その考えは、ここで改めるべきですよっ!
賃貸の火災保険の更新を忘れていた!
これは、正直に言ってマズイです。
非常にマズイ状況なことを理解しましょう。
個人で中途契約しても良いの?
もう今すぐに電話して、継続でも何でもいや、何でも言い過ぎですけれど契約してください。
その理由は以下で徐々に述べていきます。
火災保険に入っていないとどうなるのか
何も事が起きなければ特に問題はありません。
その場合は、お金を損したなぁ・・・。
そんな風に考えると思います。
ですが、自分の住んでいる賃貸で火災が起きた時、家の中の貴重品が全て焼け焦げてしまった。
その時は、誰が保証をしてくれるのでしょうか?
大家さんですか?
管理会社の方ですか?
それとも、火事を起こした人?
いいえ、これは保険に入っていないと誰も保証をしてくれません。
どうして誰にも請求できないの?
「失火責任法」という民法があります。
この民法がある限り、隣の人の不注意で出火が原因で、あなたに被害があったとしても出火させた隣人に損害賠償請求はできないのです。
ちなみに、この民法は自分が火元になっても適用されるので、周りに被害を出したとしても一応は倍賞を免れる形にはなります。
しかし、大家さんに対しては別
退去する時に、必ず大家さんと揉めるのが借りていた物件のクリーニング代でしょう。
揉める理由としては、借りた人は出て行く時に借りた時と同様の状態に部屋を戻す義務があります。
原状回復義務、という言葉に聞き覚えはありませんか?
引越しをした人であれば、どこかで必ず耳にしている言葉です。
『仮定』の話
もし、貴方が保険に入っていないと仮定しましょう。
そして、火災が起きたと仮定します。
一体、焼け落ちた部屋の原状回復は誰が行うのでしょうか?
・・・・
答えは出ましたね。
そう、保険に入っていないあなたです。
一体、その物件の一室を完全に原状回復を行うとしたらいくら掛かるのでしょうか?
想像もしたくありませんよね。
掛け捨て、と思っても自己防衛と考えて契約しておくべきなのです。
話は少し変わりますが、原状回復義務のお話に関連するのがコチラの記事。
フローリングの方はこの記事を参考にしてみてください。
不動産屋さんが最初に紹介してくれたのでもいいの?
更新を忘れていた、ということは年間の自動更新じゃなかった、ということですね。
その場合は、自分で好きなように選んで大丈夫。
自分の暮らしの状況との兼ね合いで変わってきますから、これがオススメですよ!
というように言うのは難しいです。
住まいが木造かコンクリートか。
こういった所だけでも保険額は数千円単位で変わってくるので、時間がある方は保険屋さんと一度話をしてみるといいでしょう。
退去時には解約を忘れずに!
私の例なのですが、実は恥ずかしい話しながら退去時に火災保険の解約を忘れていたんですね。
そうしたら、何と1年後に自動更新の通知が!
しかも、自動更新だったため所定の金額を払わないといけなかったんです。
急いで電話して、その日に止めてもらい一旦払った後に日割り計算で過払い金を元の口座に振り込んでもらいました。
意外とこの退去時にガス、水道、電気、ネット回線系はやったけれども、火災保険を解約するのを忘れてしまっていた・・・。
そういった人は、私を含めて多いため損をしないためにも注意が必要です。
私の場合だと、6月に退去してから翌年の5月に自動更新の通知が届いたため、ほぼ丸一年分は払ってしまった、ということ。
約7,000円の火災保険だったので、5,500円くらいは保険会社が丸儲けした形です。
その当時は、少ない額ながら頭を抱えました。
ですが、いい勉強にはなったので流石に次回は大丈夫でした。
こういうこともある、ということを覚えておくと、引越しの時に使えます。
解約に関してはコチラの記事なども一読しておくと、退去の際などに役立ちます。
⇒プロバイダの解約を忘れた!支払い続けたお金は戻ってくるの?
⇒ガス閉栓の立会いについて!その際に料金の支払いって必要なの?
まとめ
とにかく、契約をしていないというのは危険です。
いつ、どんな災害が襲ってくるかわかりません。
できるだけ早く火災保険を見繕い契約をしておいてください。
事が起こってからでは遅いです。
後悔をする前に行動をしてくださいね。
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