引越し時に荷物が無くなった、という体験話。
様々な場所で耳にしていると思います。
では、実際に合ってしまった時に、サービスを受けた私達が出来ることって何があるのでしょうか。
まず、第一に出来ることは連絡をすること
ここで間違ってはいけないのが、クレームを付けるような連絡じゃないことです。
荷物が単純に○個、もしくは○○が無い、というように連絡をする。
めんどくさいクレーマーに対して、あなたは何かしてあげたいと思うでしょうか?
絶対に、心の中で仕事だから・・・という形で処理をしようと思うに違い有りません。
届いていない荷物が、あなたにとって非常に大切な物なのかもしれません。
しかし、まずは落ち着いて何が無いのか、ということを明確にハッキリと請負ってくれた引越し業者に伝えてください。
そして、連絡が有効なのは引越しから3ヶ月以内、となっています。
1日でもオーバーしたら、探してもらうことはできても、後で話していく弁償は無理である、と考えておいてください。
この時に伝えるべきこと
引越しをした日時・担当者名・場所・料金・なくなった荷物。
これらを口頭で伝えるだけで大丈夫です。
あり得ない話ではあるのですが、引越しを担当してくれた営業所が知らない顔をしてしまう場合。
この時は、クレームになってしまいますが、引越し業者の本社へ電話を掛けて対応をしてもらういましょう。
伝え終わった後は、業者が荷物を探し回る

使用したトラック、積み荷を積み替えた営業所のハブに連絡を回して探し回ります。
この時間が長ければ長いほど、あなたの荷物は危機的状況であると言っても過言では有りません。
あなたに出来るのは、担当した引越し業者の社員が荷物を発見することを祈るだけです。
もし、見つからなかった場合は?
万が一、業者から荷物の紛失を明確に伝えられてしまった。
そんな時は、荷物の弁償する方向へ動いていきます。
弁償に関する金額
貴金属、貴重品は引越し業者側は積めない、と引越し業者側は最初に断ります。
もし、貴金属を引越し業者に伝えずに無断で積んでしまっていたら、あなたは非常に分が悪い状況となるでしょう。
さて、話は変わって、それ以外の物の話です。
基本的に弁償に関する金額は、使用年数などによる、というのが相場です。
簡単に無くされないでしょうが、例えば3年間使っていた5万円の自転車を無くされたとしましょう。
その時に、業者から払われる弁償の金額は一般的な自転車の耐用年数を加味して弁償されます。
この場合ですと、大体15,000~20,000円が弁償の相場。
これが引越し業者が荷物を失くした時に、あなたに払う金額となります。
複数の荷物が入ったダンボールなどを紛失された場合は、その合計金額を業者に伝えます。
業者によって大きく変わりますが、10万円以下であれば全額弁償という形を取るのが一般的。
金額に関しては業者によって大きく変動しますので、あくまでも目安として参考に留める程度にしておいてください。
一体、どこまで上限となるのか
原則1000万までが上限、とされています。
しかし、一般的な引越しであればこの上限に届くことはまずありません。
基本的に、この部分は考えなくても大丈夫です。
では、なくなった荷物で弁償されない時などはあるのか?
これは、引越し業者が何かしらの事故に巻き込まれた時などです。
例えば、高速道を走っていた時に、事故に巻き込まれてトラックが燃えてしまった。
そして、その時に荷物が全て燃え尽きてしまった、という場合。
この場合は、あなたに対しての弁償は一切ありません。
もちろん、引越し業者が加入している保険からも、です。
早々に起きるような話ではありませんし、今回の主題からは外れてしまいますが覚えておいて損は無い話です。
この話は、頭の片隅に置いておいてください。
弁償をして欲しい場合は、事故を起こした人に対して訴えを起こす形となります。
まとめ
- 荷物がないことに気付いたら即座に担当業者へ連絡
- 何が無い、いつ引越しをした、担当者名、料金、荷物の数を正確に伝える
- 荷物を探してくれるのは、引越し後から3ヶ月の間だけ
- 弁償になると使用年数などが加味されていく
- 業者に過失がない事故などでは、業者側は弁償を一切しない
以上がまとめとなります。
荷物が積み込んだはずの荷物が見当たらないのであれば、まずは引越し業者に連絡を取りましょう。
その後のことは、まとめてある通りに進めていけば大丈夫です。
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