引越し作業の前にやらなければならない一大イベント。
多くの手続きをしなければならない内の1つであるのが、「公共料金解約」の手続きです。
本題は、この解約はいつまでに行わないといけないのか、という部分。
簡易的にまとめたので、これから引越しのために解約を行う方は参考にしてください。
引越し時に解約手続きを行わなければいけない公共料金たち
公共料金名 | 期間 | 立合い |
電気 | 1~2週間前 | なし |
プロパン・都市ガス | 1週間前 | あり |
水道 | 2日~1週間前 | なし |
これだけを覚えておけば問題ありません。
次からは1つ1つ詳しく解説していきます。
電気の停止について
電気の停止については、サービスを提供している企業。
例えば、関東であれば東京電力などに電話やインターネット(登録が必要)を利用して、○月△日に退去するので電気を止めてください。
退去当日にブレーカーを落として退去するだけで終わりです。
寒冷地の場合は、退去時にブレーカーを落とさないように言われることもあります。
配管の凍結防止のためです。
指示があった場合は、素直に従ってください。
料金の支払いは、最後に検診があった日から利用を停止した日まで。
基礎料金の日割りに加えて、利用した分だけを上乗せする形です。
支払い方法は、当日の検診に来る方に直接払う方法、銀行振込、コンビニ支払い、クレジットカード払い。
これらの支払い方法がありますが、クレジット・銀行振込の場合は対応していない地域もあるので注意しましょう。
基本的は新居の住所を伝え、コンビニ支払いを選択する人が多いです。
⇒auひかりを解約したい!違約金の発生を避ける方法はあるの?
プロパン・都市ガスについて
こちらは、連絡が遅いと対応で文句を言われてしまうことがあります。
電気・水道よりも早めに連絡をすることがまず第一。
停止はもちろん引越し当日で、ガス会社によっては立会いを求められることもあります。
詳しくは、こちらで解説してあるので、不安な方は参考にしてください。
⇒ガス閉栓の立会いについて!その際に料金の支払いって必要なの?
電気と同様に、解約後の料金は最後の日までの日割り計算です。
支払い方法も今まで通りのようにするか、どうするかを選択。
方法は、口座から自動引落かコンビニでの支払いが一般的です。
実は、最後の注意点として後日の請求になると使っていない分のガス代を上乗せいしてくる悪徳業者もいます。
退去日に余裕がある場合は、ガスメーターの数値をスマホに撮影しておきましょう。
これをするだけで、過剰請求された場合は、こちらが有利になりますからね。
水道の解約について
開栓同様に閉栓も立合いなどは一切不要です。
料金を当日に支払いたい、というのであれば係員の方に来てもらって支払いましょう。
ただし、この場合は最低でも1週間前に連絡してください。
2日前の連絡でも閉栓は受け付けますが、支払いのために来てもらうとなると話は別。
また、水道もガスと同様に過剰な請求が時折来ることがあります。
自己防衛として水道メーターをガス同様、退去日にスマホで撮影しておくと過剰請求の対策になります。
忘れると怖い解約料金
プロパイダ料金の例ですが、解約を忘れると怖いことになります。
解約を忘れた、というのはあなたに100%の落ち度があるわけです。
これは一例ですが、無駄なお金を支払わないように絶対に解約は行なってください。
⇒プロバイダの解約を忘れた!支払い続けたお金は戻ってくるの?
こちらは、火災保険の途中更新の話ですが、記事途中で私が1年間解約を忘れて、自動更新されてしまった時の話があります。
私のようにならないためにも、この記事の途中からでも良いので読んでおいてください。
先ほどの100%の落ち度の話が、そっくりそのままいい例として載っています。
⇒賃貸の火災保険更新を忘れてた!個人が中途契約しても大丈夫?
引越し時の公共料金解約手続きのまとめ
- 解約は1~2週間前に電話・ネットで依頼
- 当日の立会いはガス会社以外は不要
- 料金の支払いは、対応方法で選択式
- メーターは可能な限り、スマホで撮影しておくと過剰請求を防げる
- 解約忘れで利用され続けた場合は、あなたの落ち度である
以上を覚えておけば十分です。
すぐ上で書いてきた話題の繰り返しとなりますが、解約忘れは100%あなたの落ち度。
絶対に、解約忘れだけはやらないようにしてください。
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