高校、専門、大学(院)生活を終えて、新入社員として企業に入社。
その時に、親元を離れていない人の頭の中に浮かび上がるのが「一人暮らしをしたい」という欲求です。
では、その「一人暮らし」を始める時期というのはいつが狙いどきなのでしょうか?
一人暮らしの狙い時は5月と11月
実は、一人暮らしの引越し・家賃の関係の話は何度も当ブログで取り上げています。
その中で、5月と11月という風に言っていますが、新入社員という条件を交えると話しが少し変わります。
とはいえ、まずはこの2つの記事を読んでもらうとイメージがし易いです。
⇒引越し業者に頼む時期で料金が一番安くお得になるのはいつなの?
読むのが面倒だ、という方もいると思うので、軽くまとめましょう。
- 引越し自体をする人が少ない
- 生活も安定し始める時期
- 賃貸物件の空きが目立ち始めるため家賃交渉もしやすい
これらが2つの記事の中で、私が狙い目の時期である、という理由です。
だが、新入社員であれば5月は避けるべし

5月を私が避けるべし、と伝えたのは「初期費用」がバカにならないからです。安くても50万、高く見積もると80万くらいは初期費用で欲しいから。
家具・家電を持ち込んだ私の場合でさえ、20~30万円ほどは諸経費で飛びました。
内訳の多くは、敷金・礼金を始め、火災保険、鍵の交換、2~3ヶ月分の生活費と家賃に引越し費用。
さらに、ここへ普段の生活で使う家具・家電を揃えるとなると、都市部付近と限定すれば100万円は用意したいのが本音です。
あなたが、学生時代にバイトなどで稼いだお金がきちんと残っているというのであれば、問題無いでしょう。
しかし、実家住まいの方がいきなり一人暮らしをしようとなると、お金が足らないのが現実なのです。
この記事を読んでいる、ということは一人暮らしの経験って無いですよね?
これだけの金額を5月までに、自分は揃えられるのか。
そう問われたら、多くの方が無理だ、と答えるでしょう。
だから、5月は避けるべきである、と私は最初に言ったのです。
貯金が上手くできていたら、11月が一人暮らしのベストタイミング
給料の殆どを貯金に回せていた場合、最速で可能となるのがこの時期。
もちろん、学生時代にバイトを頑張って貯金をしていた分があるのであれば、8月辺りも候補に入ります。
しかし、学生時代からバイト代を毎月使い果たしてきた場合は、最速になるのがこの時期。
理由は、最初の序文で3行でまとめたのを思い返してください。
これ以降になると、徐々に賃貸物件の家賃は上昇していきます。
3月に家賃も引越し相場もピークを迎えて、最安値の頃と比べると10,000円以上の差は普通のこと。
また、この時には家賃の交渉も管理会社側が強く、値が下がらないのが特徴的。
もし、11月を逃したのであれば、次は2年目の5月と8月がベストタイミングとなります。
新入社員の一人暮らしについての結論!
- 貯金が無い場合は、1年目の5月はスルー
- 貯金に全て回した場合で11月が最速で一人暮らしが可能
- 初期費用は50~80万、多くて100万あれば余裕が生まれる
- 2年目にずれ込む場合は、5月・8月辺りが狙い目
さらに、あなたの勤める企業によっては住宅手当もあります。上手に利用していけば、あなたの生活に余裕も生まれるので、ぜひ有効活用してください。
そして、この記事を読んで、もし今は無理だと思っても腐らずにお金を貯めましょう。
一人暮らしを始めると、全てが一変していくので楽しいです。
この楽しみを味わうため、と思って様々な計画を立て、モチベーションを保って一人暮らしを実現させてくださいね。
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