大学生になると多くの人は県外に通ったり、少し遠くの都市部に出たりしていくことが多いです。私もそうでした。
さて、その中で最も気になるのが「住民票の移動」でしょう。現実問題として、大学生の住民票の移動って必要なのでしょうか。
もし、移したらどうなるのか。移さな場合に考えられる不便なこととは。メリットとデメリットをまとめてあるので、参考にして下さい。
大学生は住民票の移動をすべきなのか?
答えから言えば、しなくても何も問題ありません。大学生の一人暮らし=下宿先というように捉えられているからです。もう少し詳しい例を見ていきましょう。
住民票を移動させなくても良い大学生
1年以内に卒業が決まっており、地元に帰る予定であれば住民票を移す必要はなし。また、同様に定期的に地元に帰省する大学生も同じく必要なし。
まとめると、今も親と交流があり定期的に地元へ帰る大学生は、住民票を移す必要はありません。また、地元の成人式に出たいっ!
というような人も住民票を移す必要は無いので安心して下さい。
では、住民票を移動させなければいけない大学生とは
例えば、大学生で古物商を取ることは珍しいのですが、何かしら特殊な資格などを取る場合は住民票の移動が必須となります。
さっき話した「古物商」は最近だと「せどり」と呼ばれる中古商品の転売で必須の資格。これを取るには警察署に行く必要があります。
そこで、本籍地が載っている住民票や運転免許などを求められるため、その時に本籍と現住所がズレていると古物商を取得できません。
古物商だけでなく、大学生でビジネスを始めてみたい。もっと仕事に深く関わっていきたい、と考えている人は住民票を移動させる必要があると言えるでしょう。
住民票を移すメリットってあるの?
無いですっ!(笑)学生の間に住民票を移しても、国民年金や国民健康保険(国保)の支払いでてんやわんやになります。
というか、バイトだけじゃ絶対払えません。だから、無理して住民票を移すメリットが無いんですよね。
もちろん、学生なのでまだ払うのが難しい。猶予期間を下さいと役所に言って、窓口で申請すれば難なく申請が通ります。
でも、大学生になりたての子たちじゃ、右も左も分かりませんし下手したら未納期間が続く可能性も考えられるでしょう。
勉強とバイトに励み、定期的に地元に帰省したりする大学生であれば、住民票を移すメリットは一切ないと断言可能。
例え地元への帰省が少なくとも現実問題として、県外に出て一人暮らしをするのが当たり前になってきている時代です。
そのため、社会常識的には見逃されており、形骸化しているんですよね、大学生の住民票の移動問題って。
さっきも話した通り、特殊な資格などを取得する予定が無いのであれば、住民票を大学生のうちから移すのは基本デメリットだらけである、ということです。
住民票を移さない場合に起こり得る日常生活でのデメリット
- ツタヤの会員カードが作れない
- 中古店に物を売る時に確認が面倒
- 選挙の投票権が実家に届いてしまう
- 図書館など自治体の公共施設が使えない
- 運転免許証を取得していたら更新が地元になるので帰省が必要
こういうのが日常生活でのデメリットと言えるでしょう。ツタヤカードは公共料金でも大丈夫だった・・・かな?
住民票を移さないと日常生活で被るデメリットは、この程度である、というようにも捉えられますね。正直、強烈なデメリットとは言えません。
これなら、大学生のうちに住民票を移し、毎年のように手続きが必要となる方が強烈なデメリットと言えるでしょう。
だから、無理して移さなくてもOK。それに、現住所の公共料金支払い(水道・電気・ガスなど)で証明可能な場所も多いです。
多くは利用時にカードを作ろうとして免許証を出したら、次回に公共料金の支払いを持ってきてくださいねーと言われたりしますね。
そうしたら、次回来店時に忘れずに持っていきましょう。
それでも、住民票の移動を考えるなら税金関係の手続きのやり方を調べておくべし
「住民票を移すメリットってあるの?」でも話した通り、国保や年金関係の手続きのやり方を詳しく調べておくべきです。
他にも、免許証の書き換えもありますし、転出・転居届とかをはじめ、書類に囲まれる日々が続くでしょう。
もちろん、これは役所に行けば全て教えてもらえます。でも、基本は自分自身で行うことになるので凄く面倒くさい。
社会人になっても面倒くさいです、正直。ですので、特別な事情がないのであれば基本的に住民票は卒業まで動かさないようにした方が賢明ですよ。
もし、それでも動かしたい場合は税金をはじめ様々な手続きを調べ、よく親と話し合って決めるのが良いでしょう。
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